さくらぎさんの日常。

駆け出しライターの日常です。美容メイン、日常もメイン。キラキラした毎日を。

メンタルヘルスについて。私の過去と現在。

 

お久しぶりです。桜木梨花です。

今回は前々から書こうと思っていた「メンタルヘルス」について少し書こうと思います。

 

まず、皆さんは「メンタルヘルス」と聞いて何を思い浮かべますか?

心の病を思い浮かべますよね。もちろん、間違っていません。

 

以前、勤めていた会社のお手洗いの個室に「うつ病になる前に」という対策の張り紙も目にしたことがあります。今は、ストレス社会と呼ばれる程です。

一般企業が注意喚起するのも分かります。

 

ただ、簡単に治るものではありません。

病は気からという言葉がありますが気で治るなら治っています。

心の病での自殺者が年間でどれだけいるでしょうか?心の病で社会復帰出来なくなる方がどれだけいるでしょうか?

 

「自分は大丈夫」ではないのです。

少しの、ほんの些細な事がきっかけでそうなってしまうものなのです。

 

少し重い話になってしまいますが、私の友人は心の病で自ら命を絶ちました。

17歳で自らその決断をしました。そして、命を絶ちました。

 

かくいう私も所謂「精神疾患」というものを持っています。

4歳の時に「自律神経失調症」と診断を受けたそうですが勿論子供でしたので、親には高校になってから教えられました。

中学時代に不眠症になり自分で塞ぎ込む様になり通っていた中学の教師から病院に行く事を勧められ、病院へ。

 

結果は「自律神経失調症」「統合失調症

その後も、病院の先生と折り合いが悪かったりと色々あり病院を転々と変えました。

合うところ、自分がしっかりと話せてむやみに薬を出さない病院を探しました。

 

「病院選び」これって凄く重要なんです。

むやみやたらに薬を処方する病院は個人的にはオススメはしません。

精神に効果があるもの(副交感神経に作用するもの)は依存性が極めて高いです。

薬を飲むのをやめたくても中々やめれません。

そして、自分で断薬をするとほとんどと言っていい程に体調が悪化します。

 

現在、私は県でも大きな総合病院に通院してます。

今ついている病名は「うつ病」「統合失調症」「境界性人格障害」「パニック障害」になります。

社会復帰も試みました。勿論、病名は隠してですが...。

外に出るとパニックの症状が出てしまい過呼吸になったり特定の乗り物が乗れなかったり、酷い時は倒れます。

 

少しずつよくなってきている、精神的に不安定になる事も少なくなったので在宅

ワークなら私にも出来るのではないか?元々、文字を書いたり文章を構成するのが好きなのでやってみる価値はある。

そう思い在宅ワークを始めました。

 

安定もしていたと思っていました。

ですがここ一ヵ月外から見たら「元気そう」に見えていても徐々に精神の限界が近づいてきていました。

いるはずのない虫が自分に向かって飛んでくるように見えてビックリしたり、左耳のストレスの突発性難聴、外に出るとビルなどが歪んで見えたり真っすぐに歩けなかったりと色々な症状が一気に出始めました。

 

まず、心の病と言われるものは周りの理解が必要不可欠です。

何も分からず知識もない方が、無意識に心無い言葉を投げかけたとします。

その方は無意識で冗談のつもりで言った言葉だとしてもとても傷付きます。それこそ何気ない言葉が一番の凶器です。

ご家族に心の病を抱えている方、友人、周りにその様な症状に苦しめられてる方がいたら優しい言葉をかけるのではなく、まず「知識」を得てほしいと私は思っています。

 

優しい言葉をかけられて「心配させてしまっている」と更に落ち込むケースも多々あります。

 

普通にしていてほしいのです。その普通に少しの「知識」

それだけで救われます。ありがとうと感謝でいっぱいになります。

 

私の周りは幸い理解ある友人なのでとても感謝しています。

そっとしておいてくれ、何かあった時は話を聞いてくれ普通に接してくれます。

 

それがどれだけありがたい事か。

 

うつ病になる前にストレス発散法を見つけよう!や相談するなどよく見かけますよね。

それが出来ないのです。それが出来ないからそうなってしまう。

このような言葉のうつ病を防ごうなどのポスターを見ると心の中で「それが出来ないからなんだけどな。」と思っています。

 

症状も体調もコロコロ変わったりします。

でも、突き放したりしないであげてください。

 

長々とした記事になってしまいましたが、この病気になり色々分かったこともあります。要らない知識かもれません。薬や効能や症状色々と知識が増えたおかげで知人などがそうなってしまった時に的確ではないかもしれないけれど一緒に対策を考えてあげたり、アドバイスできるようになりました。

 

一生かけてもよくはならないかもしれない。

でも、これも自分なのでしっかり自分の一部として付き合っていこうと思います。